南麻布1丁目、麻布十番から高輪方向に歩く途中、長いひび割れた薄緑色の古壁が続く一角があります。この壁の門はいつも閉じていて中を見る事は出来ません。
たまたま歩きましたら珍しく門が開いていましたが、実は壁の向こうには浄土真宗・本願寺派・福泉寺があります。福泉寺は鎌倉時代に鎌倉の地で創建、その後江戸に移転とのこと。昭和を代表する庭師・重森三玲により作庭された枯山水庭園「四十八願の庭」があるそうです。
この壁の外の大通りでは極右翼がこの付近にいくつかある韓国大使館等韓国系の建物に向けて拡声器の大声で街宣活動をしている事も多いのですが、
この古い長い壁の門が開くことはほとんどなく、枯山水庭園「四十八願の庭」とこの福泉寺はいつも静まり返っている。独特の雰囲気のあるお寺です。
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